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去る1月12日、千葉市立養護学校にて「企業・学校・家庭による三者懇談会」が行われました。本行事は、千葉同友会障害者問題委員会の呼びかけで始まったもので、千葉市では今回16回目を迎えます。
障害者雇用に関して、十分な情報を得られずに踏み出せない企業と、企業の現状を知らない学校・保護者それぞれの立場で共に意見を交換し合う場となっています。
250名近く集まった保護者・生徒を前に、まず障害者題委員会副委員長の宇田川太江子氏が「厳しい情勢の中でも続いてきた懇談会から多くのことを学びましょう」と挨拶。
続いての事例発表は、潟Tイゼリヤで実際に働く卒業生の方と、チャレンジド雇用本部の正垣昌彦氏でした。
サイゼリヤでは、飲食業では難しいとされてきた障害者雇用に取り組んでおり、現在167名の社員と23名の実習生がいます。
法定雇用率を順守するために始めた障害者雇用ですが、多くのことが見えてきたとのこと。テーブルを拭くのに1年かかる社員を、全員が必死に指導している店舗、障害を持った社員が不良だった社員の心を開かせ、雰囲気が良くなった店舗など具体的な事例報告がありました。
そういった例を見ていくうちに、社内では「法定雇用」という言葉を「人生支援」に変えました。自立の道筋を作ることが雇用であって、人は周囲によって変化するもの。健常者同士の関係と同じであると正垣氏は述べました。
また、調理の訓練を積んだ生徒が来ても、サイゼリヤ店舗内には包丁がありません。雇用のミスマッチを防ぐためにも、学校側が産業構造の変化に敏感であるべきとのことです。現場からの声、企業としての取り組み、学校への思いがこめられた内容に、参加者が熱心に耳を傾けていました。
その後は生活相談全般を引き受けている千葉障害者キャリアセンターの相談員の方に、利用のプロセスや仕組みを解説していただきました。
最後に森下障害者問題委員長が挨拶し、「仕事を通しての出会いとチャンスを作ってあげる役割を、それぞれが持っており、今後も就労に強い意欲を示していくことが大切」とまとめました。
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